世界経営者会議 レノボ・グループCEO 楊 元慶氏

Q:企業買収を成長戦略に据えている。
  「7月にレノボ51%出資でNECとパソコン(PC)合弁会社を設立し、8月には独PC大手メディオンを買収した。今後も積極的に進めたい」
  「米IBMのPC事業買収で世界の企業向け市場にはすでに強みを持っている。今後は個人向けや新興国市場を攻める必要があり、この方針に合致する買収を手掛けたい。当社は多機能情報端末(タブレット)やスマートフォンも手掛けており、これらの買収も視野に入ってくる。」
Q:米HPがPC企業の分離を検討中だ。買収に関心は。
「現在シェア2位で(HPを抜いて)首位になりたいと思っている。ただ、首位企業の事業を手に入れなくても、トップに立つ自信がある。HPの事業買収について議論するときではない」
Q:NECとの合弁をどう発展させるか。
「部品を共同調達し、問い合わせ電話の窓口をNECに一本化した。今後は夕ブレット端末やサーバーなど広範に協力していきたい」
Q:日本でスマホを販売する考えは。
  「検討している。中国ではすでに販売している。成功には通信サービスと端末価格の組み合わせなどについて協力していく通信事業者のパートナーが必要になる。個人向けに大量に売ってくれる家電量販店など、販路があることも大切だ」
Q:タイ洪水の影響は。
 「主要部品であるハードディスク駆動装置(HDD)の生産に影響が出ている。しかし、HDD供給会社とは良好な関係を築いている。当社はPCを安定供給できる」

2011.10.27